【記事】 絶望越え見つけた未来の道

平成20年1月21日

神戸新聞より

十三年かかって夢を見つけた。阪神・淡路大震災の際、倒れたピアノで頭を強打し、「高次脳機能障害」と診断された神戸市北区の城戸洋子さん(27)が、クラウン(道化師)に扮(ふん)して人々を楽しませている。障害で、自発性や物事をやり遂げる力が低下したが、クラウンの練習には進んで参加し、「もっと人前に出たい」と情熱を傾けている。